オオダテノテレビジジョウ
秋田県北部に位置する大館市は青森県との県境を接する自治体である。
秋田県内でもかなりテレビの電波環境がいいところでお隣青森のテレビを見るという習慣が昔からある。
基本的にはアナログ放送時代はロータリー式テレビ(ダイヤル式のテレビ)は秋田テレビの57チャンネルに固定してる家庭があったものの青森テレビの映る家庭ではUHFのツマミを回して38チャンネルに切り換えて見てる家庭もあった。
70年代から80年代前半にかけて土曜8時は「8時だョ!全員集合」を見て過ごしたという人もいた。
ちなみに途中からAKTで「オレたちひょうきん族」が始まると都会みたいだがドリフ派かひょうきん族派かで分かれた。
当然兄弟げんかは起こりUHFのツマミを57チャンネルと38チャンネルとでクルクル回ったもので回しすぎてツマミが硬くなって回らなくなりどちらかしか見られないという自体にも(笑)
その後番組である「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」を見ている家庭もあったがクラスのほとんどはやっぱり「ひょうきん族」でした。
アナログ放送の時代は私の家では画質がザラザラであったが何とか青森テレビは見ることが出来た。
「サブロー・シローの歌えヤング大放送」や「ザ・ベストテン」などを見ることが出来た。
しかし同じクラスでも青森テレビの映る家庭と映らない家庭とあり情報格差は市内でもあった。
なので突然ドリフのギャグが流行りだした時は同じクラスでも「何それ?」となる人もいた。
RABを見たいとなると専用の1~3ch対応VHFアンテナを水平に設置し青森方向に向ける必要もあった。
しかし青森朝日放送開局に伴いRABを受信して見る需要は、なくなりRABを見る家庭も減ってきた。
地デジ化されて全てUHF波となったため青森テレビ用UHFアンテナ(LS-30)でRABがチャンネルスキャンしたら引っかかる様になりRABもまた見られる様になる。
ここではフルセグでの受信について触れていく。
まず、大館では青森のテレビ特に青森テレビが映りやすい。
今はケーブルテレビに加入で見られますが、昭和から平成なんかはアンテナでどうにかして青森テレビを見ていました。
で、大変贅沢なのですがCATVとの混合受信とアンテナのみの受信を試した2015年当時の写真を紹介します。
使用受信機 |
SONY | KDL-32J3000 |
MITSUBISHI | DVR-BZ130 |
受信地 | 秋田県大館市 |
アンテナ | マスプロLS-30 |
ケーブルTV | 大館ケーブルテレビ |
NHK秋田総合 | 15ch |
アンテナLv 34 |
NHK青森 総合 |
16ch |
アンテナLv 34 |
NHK秋田 Eテレ |
14ch |
アンテナLv 34 |
NHK青森 Eテレ |
16ch |
アンテナLv 18 |
ABS秋田放送 | 17ch |
アンテナLv 34 |
RAB青森放送 | 28ch |
アンテナLv 21 |
秋田朝日放送 | 20ch |
アンテナLv 34 |
青森朝日放送 | 32ch |
アンテナLv 21 |
AKT秋田テレビ | 18ch |
アンテナLv 34 |
ATV青森テ レビ |
30ch |
アンテナLv 34 |
大館ケーブ ルテレビ |
22ch |
アンテナLv 34 |
アンテナのみだと若干アンテナレベルが上がったりブロックノイズの出る放送局はブロックノイズが出なくなります。
受信状態はCATV混合受信とそれほど差がありませんでした。
他に大館に住んでた時にテレビで青森テレビ見ながらアンテナ線をスマホのワンセグアンテナに繋いで青森テレビをワンセグ受信してみたことあります。
YouTubeの動画にはお恥ずかしいですが、うp主の声が入っております。
恥ずかしいw